そっと 佇んでた 白い 雪の住人
どこか懐かしいその 響きで
いつか 忘れかけてた 鈍色のストーリー ふと思い出した

それは 二月のフリージア 気づけば手にしていた それだけでよかった
キラキラ雪は 降り積もって 灰色のアスファルト 塗り潰してくれた 一面

バケツと シャベルを
抱えて さぁ行こう 外へ
初めは小さな手の平サイズ 転がして かじかんだ両手がちょっと痛かった

そっと 目を開けた 窓は真っ白で 神様がくれた キャンパス
寂しくないように 悲しくないように いつもそばにいた これから

毛糸の 手袋
手にして さぁ行こう 外へ
木の枝見つけて 石埋めてみて 春風の囁きに少し手を振りかえした

It melted into rain. Lonely snowman.
声にならない もう届かない
It melted into rain. Sad snowman
つかの間に 無くなっていた 「嘘」

It melted into rain. Lonely snowman.
嘘で固めた 愛情だけど
It melted into rain. Sad snowman
笑顔をくれると信じていた

It melted into rain. Lonely snowman.
声にならない もう届かない
It melted into rain. Sad snowman
明日には もういない 「またね」