うららかな昼下がりを焼き尽くすために
そっと魔法かけるよ
せーのっ!
なーんてことつぶやいてみたって
何ひとつ変わんない
そんなの分かってるけど
でも、通り過ぎてく人たち眺めてると
なんか違うなーって思えてしかたありません
はぁ…
night and day
succumb to the distance, disgust, and despair
キャー もうこんな時間?出かけなきゃ!
あれ~定期入れどこぉ?!
行ってきまーす!
お気に入りのEDM流しながら
うすら笑いで駅に向かう
これくらいの歩幅がふさわしいかな?
気分は悪くないよ
ガード下のシャッター
あざやかに描かれた謎の生き物に
レモンを並べてみようかな?
今日は約束すっぽかして
退屈な日々を消し去りに行こうと
妄想してたけど
やっぱりキミに会うんだ…
べつにイヤとかキライとか
そんなじゃないからいいけどね
なにが違うんだろう?
あ〜あ…
あいまいな疑問符と無秩序な衝動が
モノクロの声となりループする
obscure doubts
chaos compulsion
colorless scream
ditto, ditto, ditto
いちにのさんはい!
テーブル越しのパズル
コトバ並べてみても解ける気がしない
無理がありすぎる コレジャナイ
今日も明日もその先も
平凡な科学じゃ測れない温度差に
困惑するけれど
とりあえず帰らなくちゃ
環状線おりたら坂道の途中のあの店で
買っていこう
レモンひとつだけ
お気に入りのEDM流しながら
深夜ドラマながめて眠りにつくの
夜のしじまに窓の外
今夜こそレモンの妖精が来る
と想像めぐらせる
そして夢で逢えたなら
それだけで少し強くなる
かすんだレールが晴れてゆく
明日もその先も
ありふれた理論じゃ埋まらない距離感に
ウンザリするかもね
そんな時レモネードの
香りと透明な色彩を勇気に変える
たったひとつの冴えたやりかた
うららかな昼下がりを焼き尽くすために
そっと魔法かけたよ
00:00 / 04:47
環状線とレモネードの魔法
イヤとかキライとかそんなじゃないからいいけどね
なにが違うんだろう?
ポップな曲調ですが日常の中の違和感とか心の闇を歌っています。
歌詞に出てくるレモンは梶井基次郎の小説「檸檬」がモチーフとなっています。
詞・曲 / 7th Hope
歌 / 音街ウナ(語り:音街ウナTalk Ex)
(英題:Lemonade Magic and a Litany of Boredom)
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