共に創るにあたり

絵を描くのも歌うのも詞を書くのも全て、作品に一番大事なのは何かが伝わることだと思う。
他人に伝わらなければ、表現をする意味がない。

伝わるのは一番伝えたいことばかりじゃないことも多い。込めた気持ちが伝わらなくても、「良い」と思ってもらえたら、それは何かしら伝わってるって事なんだと思う。

一人で創る時はそれが伝わるように考えて、色を塗ってみる・・・かすれさせたり、色を濃くしたり、淡くしたり。歌ってみる・・・強弱を付けたり、声音を変えたり、吐息を含ませたり。


誰かと創るならその人のやり方を見たい。指図はしたくない。
でも作品が一つなら、伝えたいことはきっと一つだと良い。二人で表現したものはきっと一人よりも深いのだから。
概念、テーマ、メッセージ・・・どんな言い方も出来るし、どんなことでも良い。何かしら共通させて伝えたいと思う。

表現者なんだから、その作品(たとえば絵だけ、曲だけ)だけで伝われば良いと思うけど。そう簡単じゃないから、語り合えれば良いと思う。もしも、ストレートな表現をしなくても、気持ちが伝わったら凄い素敵だと思う。まだそんなことできないけれど。

コラボは楽しいけど、チグハグなものになってしまったら寂しいから、理想論をちょっとばかりぼやいた。
「一番伝えたいこと」じゃなくても、何かが誰かの伝えたいことに触れてたらそれだけで十分素敵だと思います。はい。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

共に創るにあたり

ぼやき

閲覧数:59

投稿日:2010/11/04 20:00:08

文字数:603文字

カテゴリ:その他

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