世界が愛で溢れたその先に

【世界が愛で溢れたその先に】

見えないように悟られないように　
感じた違和感は奥へと無理に押し込んで
そうやっていつも閉じ込めてきた
大小問わず偽るのはもうやめだ
愛で溢れたその先に

気づいたらすでに錆びついてたようだ
望んだものの多くは虚しくも目の前で
ふわっと消えて夜空に溶けた
月の灯りもまたぼんやりと

気づかないふりって言いながら
ごまかしてる

答えはすでに君の中にあって
指針が示すー方へと向かい
思うまま生きるだけ
人間なんて最後は跡形も無く消えて
何も残らないのがこの世のお決まり
ならどこへ向かい何を望むの

全てを捨ててしまって現世からさようなら
なんて思うような日もあるけど
やっぱり何かやり残してること
あるような気がしてるんだ

呼吸と鼓動は振動をして
宇宙の果まで

似合わないものは必要のないものは
一度まとめて全部外してみてゴミ箱の中へ
捨て去ってまた新しい彩りを加えてみれば
優しく柔らかくこの世界を
広く大きく見渡せるはず

息苦しいのは
生き苦しいのは
きっと心の奥の本音に素直になれないだけ
雨は止み
夜は明けた

答えはすでに君の中にあって
指針が示すー方へと向かい
思うまま生きるだけ
どうせ最後は跡形も無く消えて
何も残らないのがこの世のお決まり
ならどこへ向かい何を望むの

ねぇ君もその愛で照らして
美しく見つめて
また誰かを救ってよ