細い雨に夜を重ねて 切なさ隠していた
ざわめく街で動けないまま 小さな花を見ていた
そっと繰り返す夢の中 ずっと迷い続けてる
君の歌はもう聞こえない 息を止めてみても
ひとひら落ちる赤い花びら
移り行く季節 待ち切れずに
今さら言葉 集めてみても 君の心まで届かなくて
この花の名を覚えても きっと何も変わらない
だけど君の歌の代わりに なるならそれでいい
ひとひら落ちる白い花びら
あざやかな色に憧れてた
途切れた言葉 流した雨が 描く一時の虹のように
ひとひら落ちる光の欠片
移り行く季節 照らすように
今なら言葉 集めなくても 君の足跡は消えないから
揺れる心に歌を重ねて 花と共に眠ろう
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