ウロコフネタマガイhabitation(未アレンジ)
生物シリーズ第61弾の今回はウロコフネタマガイがテーマです
スケーリーフットとも呼ばれる貝の仲間で
深い海の底の熱水噴出孔と呼ばれる場所に生息しています
最初に発見されたのが2001年とわりと最近になって発見されましたが
身体が鉄を含んでいて磁気を帯びているという珍しい特徴があります
採取したものを飼育しようとしたこともあったそうですが
身体が鉄でできているためサビてしまい長期間の飼育ができなかったようです
そんなウロコフネタマガイで歌を作ってみようと思い立ち
人知れず独自の進化を遂げてきた彼らと
自分を対比する感じの歌詞にしてみました
タイトルの「habitation」には
生物用語では動物や植物がもともと住んでいる所という意味があって
自分の居場所みたいなものを考える感じにしています
<歌詞>
無理に変わろうとして運命に抗い
朽ち果ててゆくなら嘘の無いままが良い
例えちっぽけでも作ろうね生き甲斐
深い海の底にはウロコフネタマガイ
光届かぬ灼熱の世界
そんな場所で絶えず生命を繋いできた
スケーリーフット
キミは見えぬ場所でずっと生き続けてきた
僕は誰も居ない場所を探し続けてたんだ
誰かの言うことに狼狽えて場違い
誰かのやさしさは嘯いて見まがい
誰かと近づくなら動こうねお互い
深い海の底にはウロコフネタマガイ
その身体は磁性を帯びた硬い鱗
でも深い海を抜け出したら
その身体は錆びゆく
スケーリーフット
キミは誰も成しえぬ道を進み続けていた
僕はいつも誰かのあと追い続けるだけなんだ
そこに在る理由
そこに在る意味
答えなんて無いけど
探し続ける
スケーリーフット
キミはそんな場所でずっと生き続けてゆく
そして僕は今の場所がそんなに嫌いではないんだ
ここに居てもいいのかな
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