三月の物語
あたらしい季節へ。
vo:巡音ルカ
【歌詞】
ひとつしらないいろをキャンバスにおとした
それはあまりにふかいひかりのよう
目の前に揺らぐ青く円い捏
ゆらり芽を閉じた赤く跳ねる熱
そっと振り返れば白く消えるね
僕のなかに残る醒めたくろい・・・
君はどこに向かい何を探して
遥か遠い国で手に入れた
季節で満たされた古いおはなし
今は忘れられた古いおはなし
希望は見えない願っても見えない
季節を願っては理想を廻るだけ
ひらひら舞うのは昨日の羽音
夕日は遠のく映る切り絵の風
壊れて歪んだ小さな水溶き
溶けだした色が浮かびまた消える
底を覗き込んで見つけた色は
僕のなかに映る醒めたくろい・・・
ここは音のない静かな架空の
額の中を語る三月は
行く先に遠く色褪せた景色
ただ動かないだけのいつかみた記憶
希望は見えても願いは叶わない
季節を願っては理想を廻るだけ
ひらひら舞うのは昨日の羽音
夕日は遠のく映る切り絵の風
希望が見えても思想が塞いで
季節を思っても昨日を廻るだけ
とびだそうここでは少しも見えない
とびだそうここでは少しも届かない
枯れ果てた導に穏やかに僕は問う
「彼女の信じた光の色を足すよ」と―
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