私と貴方は朝と夜。
いつもいつでもすれ違う。
私は紅のドレスを着て、雲のソファがお気に入り。
貴方は蒼の燕尾服。星の杖を携えて。
今日もすれ違う黄昏時。
「ごきげんよう」
「ごきげんよう」
貴方は今のままで満足かしら?
私はいや、絶対いや。
貴方に触れたい、貴方と喋りたい。
けれど、ああまた来てしまう。
2人を分かつ黄昏時。
私と貴女は夜と朝。
いつもいつでもすれ違う。
貴女の役目は慈愛の光、全てを照らす希望の光。
私の役目は悲哀の闇、全てを沈める闇の中。
今日もすれ違うあけぼの時。
「ごきげんよう」
「……」
貴女は今のままで満足していませんね?
私も同じ、貴女と同じ。
貴女の身体を腕に抱き、貴女の心をこの手の中に。
だから、それまで待っていて。
すぐに、迎えに行くからね。
2人を分かつ夜と朝。
けれど明日は違う。
明日は日食、夜が朝を穢す時。
貴女を連れ去ってあげましょう。
大丈夫、怖くないですよ?
貴女の全て、
「私の闇に染め上げますから」
明日は日食、朝が夜に侵される。
貴方はここに来るのかしら?
大丈夫、怖くない。
私の全て、
「貴方に捧げると決めたのですから」
朝も夜も溶け合って。
とろりとろりと溶け合って。
残るのは、
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