Etoowc
分かり合うには複雑すぎた
のかも知れないなぁぼくたちは
ぐっと飲み込んだ浅ましさ
その度に孤独に泣いた
自己と表を重ねたらほら
理想と像が離れる色
君を想うは名ばかりのような
助けて欲しくて仕方ないな
楽になりたくて名前を付けた
便利さに胡座をかいて
知った気になるだけ
君に言わないようにしていた
ぼくの本当のこと
種も仕掛けもあっけないな
仕様も無い人間だ
誰も知らないぼくの気持ちを
あえて少しだけ
優しい言葉のひとつふたつくらいは欲しいから
分かり合うには複雑すぎた
のかも知れないなぁぼくたちは
見失っていたいつの間にか
ぼくのぼく自身ですら
昨日と今日が通じ合えないな
疲労ももう掲げてる二乗
白黒をつけたがる交差
その「誰か」って誰だったっけ?
分かりづらいものを切って捨てた
また遠回りしていた
伝えたいことを
「君が悪いんだ」と思ったら
それで終わりのこと
ぼくが分かることくらいなら
分かってほしいせいだ
誰も知らないぼくの気持ちを
あえて言わないで
君がまだ信じ切ったままの嘘はもう枯れないよ
分かり合えないで通り過ぎた
分かり合えないで通り過ぎた
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