ジャケット

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流星に焦げゆく雲雀 Inst

子どもの頃の夢の中に
どこかの異国の景色
小窓に雪晴の街並み
暖炉の隅の暗がり

目覚めてまだベッドの中
何度も見たことある扉
一日の始まる朝
心は夢うつつの最中
もう二度と戻れないか
願えば願うほど空想は
ぼやけては崩れてくわ
埃の積もっている絵画

日常は思い出の続き
永遠に忘れられない
東京の空の機窓に
夕景のミニチュアのビル街
黄金の飴めくひかり
郷愁の一人の旅の果てに

道祖神の塔に春の長雨
菜の花の奥の路の墓までを
通り過ぎる誰かの人の影
隕石の落ちた跡の下萌

砲台に二月の芽吹き
四角い百千鳥の庭に
並べてく丸い小石
記憶に幼い日の儀式
忘れてく 思い出す
それらの繰り返しの狭間
今という時はただ
寄せくる波のような泡

生まれる前はひとり
何度君をぎゅっと
抱いていても僕らは
必ずいつか死ぬ
それが痛ましい
死んだら言葉はもう
喋れないから雲雀は
空へ嘆いていた

突然の告別の日に
棺の窓の顔は白い
流星に焦げゆく雲雀
永遠に忘れられない
思い出の続く先に
別れと出会いの繰り返し
君と会う 「またね」と言う
思い出なんかで片付けらんない

砂時計はすぐに落ち切って
ぼくらにまた朝が来るよ ずっと

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投稿日:2023/07/04 05:02:01

長さ:03:52

ファイルサイズ:3.5MB

カテゴリ:カラオケ/インスト

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