ナイトミュージック

誰よりもこの世界をすべて微笑みに変えてくれるのは
そう君なんだと僕はやっと気づいたよ

二酸化炭素が空中に舞い上がるくらいに微かに
袖口を濡らす悲しみは
僕の目を盗み乾いてった
でもね今は柔軟剤もいらないくらい柔らかくって
ワイシャツの皺に飛び散った星屑の音符
かくれんぼ

もういいかいって僕の声
まだだよって君の声

ナイトミュージック
君の音楽を僕に聴かせてほしかったよ
それで僕は救われたんだ
ナイトミュージック
君の音楽を僕にください
そしたらさこの夜を越えられそうです

ああ
君の声を見つけたよ
でも僕とは違って聞こえたんだ
僕が歌う理由を考えてた
僕のため君のため誰のため
誰のため

ナイトミュージック
こんな世界を僕は信じたい
そしたらさ全てが愛しくみえたんです
ナイトミュージック
君の音楽を僕にください
そうじゃないとさ　この夜を越えられないんです

ラブソングが聴こえない夜に
僕は歌を唄うのをやめた
苦しいよねもう苦しいよね
なんか全てが馬鹿みたいにみえた
水平線が交わった夜に僕は君をわかった気がした
運命線の辿り着いたその先でずっと君のことを待っています
ナイトミュージック
ねえナイトミュージック　　　

誰よりもこの世界をすべて微笑みに変えてくれるのは
そう君なんだと僕はやっと気づいたよ