Ventum et Viatorem / GUMI

鐘駒英仙

ふわりと舞う風の香り
自由気ままにただよって
雲は流れ世界に
言の葉の雨を降らす

揺れる草木
風が唄う
大空の唄
木漏れ日こぼれる
仰ぐ空に
響く唄

唄い奏でるメロディ
共に紡ぐ音楽
忘れられない唄を
永久に続く物語

駆け抜けてゆく風のように
自由気ままに旅をする
澄み渡る風のように
高く高く舞い上がれ

巡る風に
吹かれ遠く
思い描く
歩む道のりは
きっと果てしなく続く道

果てなき空を見上げ
大地踏みしめ歩く
いつまでもどこまでも
羽ばたいてゆけるように

ふわりと舞う風のように
自由気ままに舞い唄う
無限に広がる空に
願いを込める旋律

駆け抜けてゆく風のように
自由気ままに旅をする
雲は流れ世界に
言の葉の雨を降らす

吹き抜ける風とともに