ジャケット

<<LEN>>
烏羽玉の冬の宵
凍りついた川岸で
淡い光を纏いし
君と出会った

細い背中に縋って
抱き寄せた透き通る肌
二度と訪れはしない
恋を焼き付けた

コエヲ(<<RIN>>ウタヲ)
キカセテ(<<RIN>>トドケテ)
キミニ(<<RIN>>トオイ)
アイタイ(<<RIN>>アナタニ)

うたかたの夢常久に
醒めずに欲しいと...

罪重なる過去は
はらはらと
粉雪の様に
舞い落ちて
暖かな君の
ぬくもりで
溶けて消えゆくのを
待っています


<<RIN>>
霧雨煙る春の宵
とろけだした川岸で
目覚めの時知りながら
拙く愛した

身の丈超えた感情
持て余す幼い指は
触れる事も叶わない
想いだけ残した

ウタヲ(<<LEN>>コエヲ)
トドケテ(<<LEN>>キカセテ)
トオイ(<<LEN>>キミニ)
アナタニ(<<LEN>>アイタイ)

優し僻事常久に
離しはしないと...

花霞みの空は
ゆらゆらと
幻の様に
惑わせて
柔らかなあなたの
残り香を
ふと想い出させて
切なくなる


<<LEN>>
トキヲ(<<RIN>>ソバニ)
モドシテ(<<RIN>>イサセテ)
スガタ(<<RIN>>ヒトリニ)
トドメテ(<<RIN>>シナイデ)

仮初の恋常久に
<<RIN&LEN>>
消えることなく...


<<RIN>>
ひさかたの雲間は
ゆるゆると
まほろばの時を
狂わせて
<<LEN>>
香り立つ華の
残り香で
穢れぬ涙
零すのです

<<RIN>>
入り日なす季節は
さらさらと
差し伸べた指を
すり抜けて
<<LEN>>
変わり逝く時間の狭間で今
僕は動けずに
ただ在るのです



僕は動けずにただ独り
此処で去り逝く春に微睡むのです...

00:00 / 04:21

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

此岸

一度間違って消してしまって以来行方不明になっていた音源を発掘したので上げてみます。

ミックスのいろはも知らない時に作った曲なのでいろいろひどいです。音割れしてても聞いてやるよ!という勇者な方はどうぞ聴いてやってください・・・

閲覧数:179

投稿日:2016/01/23 12:41:10

長さ:04:21

ファイルサイズ:4MB

カテゴリ:ボカロ楽曲

クリップボードにコピーしました