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Rainy Ruin

過去と向き合うことの大切さ

Rainy Ruin

詩/曲 葉

鈍い色の空が いつものように
泣き出して道を濡らすよ

――痛いだとか辛いだとかなんて
  いつでもほら言えるから
  今は少し前に進んでみよう

雨の音が耳をふさいで声が届かないの
「もう少し声張り上げたら?」そう猫がつぶやく

雨に濡れた小さな猫が壊れそうなほどに
君を映す鏡のようでそっと抱き上げた

風がつよいせいで 傘を差しても
体中濡れてしまうよ

――憂いだとか翳りだとかなんて
  どこでもほら生まれるから
  だから僕が照らしてしまえばいい

暖かさも愛おしさも消えてゆくのならば
新しい愛とぬくもりを今君にあげるよ

あの日君に伝えられずに仕舞いこんでた想い
動くだけのその唇は何を語るのか
雨に濡れた僕の身体が動きを鈍らせる
立ち去る君立ちすくむ僕響く鳴き声

あの日僕が犯した罪は消えることなどなく
いまだ重くのしかかるけど今言わなきゃダメだ

声をあげて叫び続けた雨に負けないように
それでも君は振り向かずに遠い靄の果て
雨に濡れた小さな猫が壊れそうなほどに
頬を摺り寄せてくれるからそっと手を振った

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投稿日:2011/03/17 12:42:19

長さ:03:54

ファイルサイズ:5.4MB

カテゴリ:音楽

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