ジャケット

風吹かれて 桜舞う丘
燥(はしゃ)ぐ子の影見て 唄おうか
あちら こちら 打ち笑ふ声
私を見つけるは 誰の詩(うた)


春風 時の巡り告げる
芽吹く花木は 濃く濃くと
此処(ここ)も変わらず 月日巡る
変わるのは 私の心情か

独り 眺(なが)む 鳥や花たち
遑(いとま) 手折(たお)る 折り紙もなく
詩を 紡ぎ 春風のまにまに ゆらり

風吹かれて 春の舞う丘
燥ぐ子の影に 届かぬ詩
ひらり ひらりと 舞い寄る音
手を差し伸べたのは キミの詩


木陰から
送りし詩に
応うるは
子の影映す
春の夢かな


舞いし桜に見え隠れ
下枝(しずえ)の向こうで
笑うキミ

風に乗せて 踊る言の葉
ひとつ またひとつと ひらり落つ
他愛(たあい)無いと 嘲笑(あざわら)うとも
次の風吹くのを 待つばかり
嬉々として語る その瞳が
さくらことのは 咲かせた

00:00 / 03:40

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

さくら ことのは / 鏡音 リン

桜の木の妖と、そこらで遊んでいる子どもが偶然会話をしてしまう...。
退屈な時間を持て余していた“妖さん”は、きっと楽しい時を過ごせたのだと思います。

そんな、ちょっぴり心温まるお話し。
よろしくお願いします(^ω^)

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投稿日:2021/01/31 14:13:48

長さ:03:40

ファイルサイズ:8.4MB

カテゴリ:ボカロ楽曲

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