Walk - 作詞／作曲／編曲　サンペイタツロウ

季節は巡って　また花は咲いて
私はというと　えっと　きっとあんま変わり映えもなく
過ぎてゆく時間に押されるみたいに
とことこと一歩　また一歩　少しずつ歩いてる

まぶしい朝は心晴れやかになりたいね
嫌な夢見の後味をコーヒーで流して　
今日をさあ　始めよう

生まれ育って老いてく　やがて消える当然に
何度触れてもまだ　慣れないまま　恐ろしくて　ほんと
割り切れない色々や　口にしないあれこれ
ひとつも捌けないまま　いつか辿りつくゴールまで
ずっと悩んでると思う

世界は綺麗に色を変えても
私はというと　えっと　きっとほとんど変わり映えもなく
衰えの予感を振り払うみたいに
せかせかと一歩　また一歩　逃げるよう歩いてく

いつのまにかに消えてしまった傷の痛み
なぜなのかねえ　悲しいんだ　
さよならなんてそんなものかしらね

どれだけ大事にしても　忘れたり失くしたり
時のせいにしちゃうけど　浅ましさに嫌気が差しちゃうな
空を滑る流星に願い事はもうないよ
しあわせも喜びも　手に余るくらいにはあること
ちゃんとわかってるもん


最初に泣いた瞬間を　はじめての言葉を
覚えてなんかないけど　今もまだ　息を繋いでる
生まれ育って老いてく　やがて消える当然を
しびれる腕に抱え　いつか辿りつくゴールまで
ずっと迷って悩んで歩いてくの