乙女デジタル
乙女デジタル
作詞・作曲/晴日しもつき
昔から 機械が苦手で
説明書開けば 夢の中
恋焦がれる あなたが
慣れた様子で操る
パソコンの中で 処理されるように
うまく割り切れない
私の心は 揺れる
0と1の狭間で
心が 光になって
電子の海を 飛んで
あなたの所に
届いたらいいな なんて
バカなことを 考えつつ
あなたの手が触れるマウスに
やきもちを焼く私は
やっぱり バカなんだ
少しずつ 慣れてきたチャット
あなたとの距離も 近くなった
キーボードのひらがなは なぜ
五十音順に並んでないの?
言いたいことがあるの
うまく打てないけど
探す "R"と"G"のキー
私の心はそこに
一度打って 消し去って
二度目打って また消して
「あなたのことが大好きなんです」と
検索サイトの 入力欄に
あなたの名前入れて 検索しようとしてる
私はどこまでもバカだ
いつも どこでだって
あなたと 繋がっていたい
時も距離も超える
それが "ゆびきたす"なんでしょ?
三度打って 消し去って
四度打って また消して
「午後五時 校舎の裏で待ってます」
送信ボタンをクリックする
指先が震えだす
一秒が どこまでも長く引き延ばされていく
約束の時は来た 気持ちが加速する
オーバーフローする想いも全部 伝えた
あなたは優しく私を抱きしめてくれた
嬉しいのに泣いてる!?
私はやっぱりバカなんだ
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