いつからだ？こんなことになっちゃったんだ
まるで地獄絵図だね、と
誰かと笑いあうこともできなくなってた
これからさ、うん、そう始まっちゃうのさ
見て見ないふりの連鎖
面倒だな、仲間はずれは大歓迎で

この空間はどうにも息苦しくって
あんな場所に居たんじゃ
僕もそのままやられちゃうでしょ

あれを無視して逃げ出そう
それだけで何かに勝てる気がした
結局変わらない　来年の春までの地獄
僕はどこに捨てればいい？
同情を思った感情はどこへ行く
結局変われない　これが自己防衛なんだ


なんでだろ、こんなことになってたんだ
僕には関係ないって
見て見ぬふりを続けるのも辛くなってた
逃げるように抜け出した小さな部屋
仲間はずれあまりもの
そうそれで良かったはずなのに

仲間はずれだけのそこはなんだかとても
楽で楽しくて僕は
思わず直視しちゃったんだ

無視して逃げ出そうなんて
そんな選択肢は出てこなくてさ
結局変われない　「変われない？」　僕のわがままな防衛は
それを無視してすすむほど
非情な感情じゃなかっただけの
とっても小さな　小さな自己防衛だった



～よみ～



いつからだ？こんなことになっちゃったんだ
まるでじごくえずだね、と
だれかとわらいあうこともできなくなってた
これからさ、うん、そうはじまっちゃうのさ
みてみないふりのれんさ
めんどうだな、なかまはずれはだいかんげいで

このくうかんはどうにもいきぐるしくって
あんなばしょにいたんじゃ
ぼくもそのままやられちゃうでしょ

あれをむししてにげだそう
それだけでなにかにかてるきがした
けっきょくかわらない　らいねんのはるまでのじごく
これはどこにすてればいい？
それをおもったこころはどこへ行く
けっきょくかわれない　これがじこぼうえいなんだ


なんでだろ、こんなことになってたんだ
ぼくにはかんけいないって
みてみぬふりをつづけるのもつらくなってた
にげるようにぬけだしたちいさなへや
なかまはずれあまりもの
そうそれでよかったはずなのに

なかまはずれだけのそこはなんだかとても
らくでたのしくてぼくは
おもわずちょくししちゃったんだ

むししてにげだそうなんて
そんなせんたくしはでてこなくてさ
けっきょくかわれない　「かわれない？」　ぼくのわがままなぼうえいは
それをむししてすすむほど
ひじょうなこころじゃなかっただけの
とってもちいさな　ちいさなじこぼうえいだった