【巡音ルカ】JAPANESE DANCE - 「京奇怪談」【オリジナル曲】
ゲーミングお琴
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さあ何処か遠く異国より来たるは
死人喰らいし歪なる霊魔
したり顔にして出町の夜を練り
柳桜をば徘徊せり
其処許人畜無害なる上に
美貌に見合わず無防備な故に
遊び遊ばれて見るも無残にも
常盤の際まで無情を嘆じ
小道外れにて伏せたる娘に
供物に違う怪しげな笑み
爪を立てぬよう支え起こせば
「おらが命など味気無いですわ」
霊魔ながらに嘯きし言葉は
「喰いとうない」との哀しき言葉
痛みに塗れて見つめる眼に
呪われ囚わる哀れな怪物
出自を尋ねる訳にもいかず
無言の扉頑なに開かず
恨む気力すら見せぬ小娘に
教条言葉の通らぬ故に
付焼き刃の愛着によってのみ
抱きしめたき衝動は性欲
さながら鎖に繋がれた驢馬の
息の根の止まる刹那の如く
涙に手を触れ拭いし他には
為す術無く時を過ごす矢庭
途方に暮れる某の胸元
猪突猛進に飛び込めり
宛ら魔の葉を食らうがごとくに
色欲の海に浸されていた
痛みに塗れて震える体躯に
呪われ囚わる哀れな怪物
Monster's love
君に君に君に君に
君に君に骨抜きなのさ
Monster's love
僕を僕を僕を僕を
僕を僕を喰らい奉れ
Monster's love
君に君に君に君に
君に君に嬉々とし捧げし
Monster's love
僕の僕の僕の僕の
僕の僕の魂一欠片
其の後京の美しき都には大災厄が降りかかり
その混沌は幾年に渡り現世の民を苦しめた
然れども誰が留めよう罅の入りし心の器の
血濡れの狂気に満ちた彼奴等を
屹度其れは――
屹度其れは――
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