メルト替え歌（ちょっとだけヤンデレ風味）♂

月影が森を照らす。
森の中に、そびえ立つは荘厳な城。
城の主は、青い髪と青い瞳を持つ青年。
名を、カイザレと言う。
使用人もいないこの城は、昼も夜も、ひっそりとしていた。
カイザレは、この静けさを好んでいた。
今日も一人、森を見渡せる最上階の窓辺で、
月を愛でながらグラスを傾けていた。
コン、コン。...

君を思うと
心がときめく
早く君に会いたくて
君と一つになりたくて
辛い練習も
使ってもらえない時間も
君に会う為の過程ならと
我慢できた
もうすぐ君に会える
もうすぐ幸せな時間がやってくる...

朝、いつもより 少し早く目がさめた 日曜日
思いきって 口紅を変えた
どうしたの？って 気にしてほしい
白いワンピース 赤いハイヒール
風になびいた髪をそっと
震える指で 押さえて
メルト 溶けてしまいそう
好きだなんて絶対に言えない…だけど
メルト 深呼吸をして
「おはよう」、いつもみたいに笑えて...

（多分わがままの大人の言葉）ー＞レン
世界で一番のおうじさま？　
何にを言ってるの？　
そんなキミ、いらないよね
王女リンー＞召使のレン：
その一　ロードローラーは
この世界で、最強のものわよ
その二　全部のモデル（ロードローラーの）
を憶えで　いいね？
その三　いもげんびが嫌だよ　...

世界で「イチバン」で「トクベツ」
そういう扱いしてください・・・ね？
その一　いつもと変わらぬ髪型でも良いでしょうか？
その二　ちゃんと靴まで綺麗にしました
その三　僕の一言にも　ちょっとは反応してください
もう良いです　右手がお留守なので　手を繋ぎます
別に　我が儘なんて言っていませんよ？
だから...

朝　目が覚めて　真っ先に気がつく　果物ナイフ
思い切って　手首を切った　真っ赤なモノが流れていく
腕や太股に　たまには首筋に　知ってしまった快感
もう　戻れはしないよ
ナイフ　切ってしまいそう　
「気にしてほしい」　君には言えない
だから　ナイフ　当てて傷増やす
君に恋をしてるね僕は　だから僕を気に...