終焉が馨る耽美な旋律吹く風
滅びに感染した世界
刻限に歩む時計は無慈悲に見つめる
運命(さだめ))に抗った者あり
饐え堕ちて逝く視界を鮮血の薔薇で飾り
空虚な眼窩は深淵で満たされるの
異境の都でソウルの業に縋る
再生の血求めて私は誓うのです
背徳に浸れ 臓腑を貪れ
人間の力は異形には及ばぬ
呪血を飲み干せ 劇薬打ち込め
私は人形となるさ。
生命の残滓片手に光を望んだ
妹を取り返す為に
凄惨が脳に焼き付き心を蝕む
血の道歩ゆんでいく私
人では無い躯体でも心は私でいたい
戦い傷つき獣(けだもの)にまた近づく
異境の都でソウルの業に縋る
再生の血求めて私はヒトを捨てた
背徳に浸れ 臓腑を貪れ
人間の寿命は長旅に耐えれぬ
呪血を飲み干せ 劇薬打ち込め
妹の身に魂を
私の探した血を持つ子を見つけた
すぐ無邪気に近寄る妹似の少女を
背徳に浸れ 臓腑を貪れ
鮮血に染まった心無い獣
呪血を飲み干せ 劇薬打ち込め
私は浴びる鮮血を
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