あなたの熱い炎が
硝子細工のわたしの身体に初めて灯った
とても綺麗でこの火を
ずっと見つめていたいと思った
閉じ込めたあなたの火を
生涯消さないでいたい
わたしの身体が砕け散ってもいい
ひび割れるほど強くほほ笑む
ice candleみたいに
ゆっくり溶けていくわたしを見ていて
硝子のわたしと炎のあなたが交わると
こんなに美しい愛になるから
妖精の花火みたいに
小さくて綺麗な火だった
ひびだらけの身体の中で
最後まであなたは光り輝いていてね
閉じ込めたあなたの火を
生涯消さないでいたい
わたしの身体が砕け散ってもいい
ひび割れるほど強く燃えゆく
ランプの明かりみたいに
抱いて透き通るわたしを見ていて
硝子のわたしと炎のあなたが交わると
こんなに美しい愛になるから
ひび割れて
ひび割れて
硝子細工の子宮が
ひび割れて
ひび割れて
人形のように壊れてゆくけど
ずっとあなたの炎を見つめてる
最後の一滴の火花まで
わたしの硝子の心に閉じ込めて
わたしの身体が硝子の卵みたいに
粉々になっても
その火の粉が
わたしの瞳に触れるまで
愛してる
わたしの身体が硝子の月みたいに
粉々になっても
その火の粉が
わたしの唇に触れるまで
愛してる
00:00 / 03:57
ご意見・ご感想