飛翔にうってつけの晴天

身投げの歌だったりします。
…、そろそろ登場人物の死なない歌が作りたい…。


【歌詞】

眠い目を擦りながら 偏頭痛の午前八時
脊髄の毛羽立つ日差し　くすんだ視界を閉ざす

熱鉄を背中に浴びて　繰り返す昨日今日明日
燦々と心曝されて　枯れ果て、ボロボロと、崩れさりそう

朝は夜と違い決してやさしくない
明けない夜は無いのですか？

あの青空が恨めしくて　気付かぬ内に思考は溶け出した
何もする気になれないまま　僕はただ腐っていった

何を考えていたんだっけ、憶えてもいない忘れてしまった
見たくないものがあるのか　頭蓋の中身は空へと消えた

頭が痛い　眼球が破裂しそう
血の灼ける音がする

この背中に羽根があれば　コンクリを蹴飛ばし逃げ出すのに
いつまでも目をそらして　ただ青に塞がれたまま

死にたがる振りも生きている振りも　少し疲れたな　止めてみようかな
よく澄んだ空に一風吹いて　それも悪くないなと思った

ほら、背中に羽根があるんだ　コンクリに広げて羽ばたいてみるよ
遥か遠く霞む空も　今なら少しだけ好きになれる

【歌詞ここまで】


動画はこちら→http://www.nicovideo.jp/watch/sm5837787