孔雀の舞
ラヴェル「亡き王女のためのパヴァーヌ」に自作歌詞をのせて初音ミクに歌ってもらった曲です。
【歌詞】
一粒の雫が 流れ落ちる頃
海は潮を返し 満月は
もう尾根に手をかける 静かに
闇を待つ様に 咲くは夜顔
恥じらい残し 艶やかに
舞い散る羽は 水面を乱す
鳥のパヴァーヌ 鮮やかに
さっと舞い上がり
ひとひらの花びらが 泣き咽ぶ少女の頬
かすめ落ちて 天の川
すべてを洗うように 輝く
ふと霧が晴れたとき
水は戯れ 風が起きる
今は亡きあの王女(ひと)へ
森が捧げる 終わらぬ舞曲なのか
夢をみる少女のそば
無数のアゲハ 舞い降りる
金の粉 降り注ぎ
光の球を 包み込んで 飛び去る空
白む方は東 玻璃の青がもてあそぶ 無垢な光
明星は 今際に咲き誇り 消え行く
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