ジャケット

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擬態

 本当の自分とは何なのか。
そんなことを考えていた夜にできた曲です。

【歌詞】
擬態

揺蕩う心が壊れて
戸惑う感傷に触れたまま

ただ僕は立ち尽くしていた
部屋で独り

混沌流れる雑踏に
身を投げた周りの形相が
この痛みの深さなど知らぬまま
吹き抜ける快速急行だ

言葉にしなくちゃ
歌う意味すら描けない
心の奥まで擬態した僕らの正体は?
誰彼ともなく
傷つけたこの刃で
美しく見えた
あれすらも偽物だったかな

俯瞰じゃ虚しい
主観じゃ苦しい
喚いて嘆いて精神不安定だきっと
この世は線対照の図式で
表裏一体の何の園これが
当たり前じゃないならなんと呼ぼう

妄想膨れた大脳に
飼い殺されてしまう

言葉にしなくちゃ
大切すら守れない
常識だとかに絆された僕らの将来は?
黄昏た僕が
もう一度と願うから
崩れ落ちてくれ
価値観も日々すら後悔を

何もなかった夜に
何もなかったぼくが
空のキャンバスに描いた
煌めく理想像が
どうにも五月蝿いよ

言葉にしなくちゃ
君には伝わらない
確かめたいんだ
儚さも裏切る正解を
そこに君がいて
隣に僕がいるの
それだけでいいんだ
わかるだろ
これが全てだ

閲覧数:83

投稿日:2022/04/28 09:26:32

長さ:02:53

ファイルサイズ:4MB

カテゴリ:ボカロ楽曲

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