ゴールデンレコード_off_vocal
ゴールデンレコード
ボイジャーが止まる頃
棄てられた機械たちは
暗い部屋の隅で
受信と送信を繰り返した
君はまだ小さいから
明かりのスイッチには届かないけど
いつか触れるよ 見えるよ
あの時覗き見た世界で
星だと思ったその光は
本当のところは通信衛星だった
人工物なら点滅をしていると
大人になれば分かることだったけど
君の瞳には宙が映っていた
この光よ これからも
行先を照らしてよ
点滅と呼応して送る信号
あの星の楕円軌道
声が聞こえなくても届いているよ
君からの光が今、見えるよ
忘れそうになれば空を見上げた
今夜は冷えると予報の通りだ
あの頃と何も変わらないかと言えば
きっと嘘になるのだろう
瞬いた瞼の裏 まだ居たんだ
躊躇いや正しさは
抗っていた たかが一夜が
誰にも代われない運命と共鳴
ボイジャーが止まる頃
棄てられた機械たちが
暗い部屋の隅で
受信と送信を繰り返した
君がまだ知りたいなら
明かりのスイッチに手を伸ばして
君なら届くよ 見えるよ
この光よ どれだけの
道のりを歩いても
変わらないと
こうして言える光芒を
あの星の楕円軌道
君がここに居なくても届いているよ
君からの光が今、見えるよ
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