幾つもの壁を乗り越えてきた
これが真実だと疑わずに
心の奥底に沈澱した
希望を失わないように

あの空の向こうに何が見える？
形ある未来が存在する？
運命と必然が降り注ぐ世界で
また遭えたらと偶然の産物に期待して

闇雲に藻掻き歩んだこの飾り物では
架けられた一本道ですら揺れる
明日へ翔ばした夢幻が叶わないとしたら
立ち止まってみるのも答えの一つだと
信じ思いたい


長い夜に考え貫いてきた
これが真実だと疑わずに
心に蔓延る失念事は
最早数え切れない

あの雲の向こうの先が見える？
形ある自分が存在する？
絶望と幸福が交じり合う世界で
これまでと違う新しい景色に期待して

暗闇に捉われていたこの器では
現れた分かれ道で掬われる
明日へ伸ばした片腕が届かないとしたら
近付いてでも掴み取るぐらいの勇気は
持ち続けていたい


闇雲に藻掻き歩んだこの飾り物では
架けられた一本道ですら揺れる
明日へ翔ばした夢幻が叶わないとしたら
立ち止まってみるのも答えの一つだと
信じ思えていた

誰かの声が聞こえていた僅かにまだ
定まった物語とは違えど
明日へ繰り出した軌跡が消えてしまう前に
必ず目指す次の行くべき場所はどこだ？
思いのままに