雲の端に茜色が
ほんのり見えた
照れかくしに影たちだけ
手を繋いでた
つまさきこのまま
いつまでもとどまる
足踏みふたりは
迷子の夕暮れ
「また明日さよなら」が
こんなに難しいなんてさ
少しでもさよならが
こんなに淋しいだなんてね
何か言ってよ やっぱりいいよ
まだここにいて
帰り道のままでいいよ
離れたくない
指きりげんまん
風のなか約束
片足照らした
迷子のたそがれ
また明日こうやって
君の隣にいられるかな
触れそうで触れないね
君との距離がもどかしくて
落ちてく陽を眺めていた
空を染めてた
他愛のない言葉かけて
時間をとめて
ねえどうして顔赤いの
夕焼けのせい?
意地悪だね知ってるでしょ
君のせいだよ
言っちゃうよ、「大好き」
——ひらがな——
くものはしにあかねいろが
ほんのりみえた
てれかくしにかげたちだけ
てをつないでた
つまさきこのまま
いつまでもとどまる
あしぶみふたりわ
まいごのゆうぐれ
またあしたさよならが
こんなにむずしいなんてさ
すこしでもさよならが
こんなにさみしいだなんてね
なにかい(っ)てよ や(っ)ぱりいいよ
まだここにいて
かえりみちのままでいいよ
はなれたくない
ゆびきりげんまん
かぜのなかやくそく
かたあしてらした
まいごのたそがれ
またあしたこおやって
きみのとなりにいられるかな
ふれそうでふれないね
きみとのきょりがもどかしくて
おちてくひをながめていた
そらをそめてた
たあいのないことばかけて
じかんをとめて
ねえどうしてかおあかいの
ゆうやけのせい
いじわるだねしってるでしょ
きみのせいだよ
い(っ)ちゃうよだいすき
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