S
ああ、君の声に続く声を僕はまだ離せない
二人描く夢は赤く赤く染まる物語
A
ビロードの艶めきを風に靡かせて
静かに滑る君はとても美しい
凍えることもあるよ それでも微笑み
絶やすことはなかった 君もそうだろう
B
優しさを疑うのが
世の習いと言うのなら
そんなことに関わりのない生き方がしたいです
S
ああ、氷に刃を立て歩けば 傷が開く 怯えないで
振り返れば花のようだ あれを僕ら咲かせたんだよ
A
散り散りに消えていく思い出の君は
間違いじゃなかったと言ってくれるみたい
B
柔らかさが愛しいか
気味が悪いかどうかは
心持ちの問題でどうにもならないことです
S
ああ、僕に花を君に愛を譲れないもの一雫(ひとしずく)
垂らす夢は深く深く共に誘う虚構の澱(おり)
B
木漏れ日に日傘差して 守ったはずの君は誰
不条理はすぐそこにくるまで静かなものです
S
ああ、君の声に続く声を僕はまだ忘れない
一人描く夢は甘くどんな色にも染まらない
やっと気付く自分の罪 誰を愛していたのかを
赤く赤く染まる色は一人の色だ
君の血じゃなかったか
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ご意見・ご感想
不居見綾乃
ご意見・ご感想
イントロからツボです。途中3拍子になるところでドキッとしました(いい意味で)
ネコっぽいとおっしゃっていたのが、何となく理解できた気がします。
2015/12/16 03:25:44