+++Happier・seedの世界観について
舞台は私達の暮らすこの現実とは違う世界。
「始まりの森―根の森」が大地を支えてる小さな世界。
「Hito―ヒト」と、ヒトが「幸せの民」と呼ぶ「Happier―ハピア」と沢山の生き物が居る世界。
ヒトの国は平野にあり、ハピアと多くの動物は「根の森」に棲む。
ヒトは初めハピアを崇め、敬っていたが次第に荒野の自分たちの国で文明を発達させ、
根の森を削るようになってきていた。
そんな世界でハピアとヒトの共存を求めた者達の話。
「笑って、幸せを連れてくるからさ。だって俺、カミサマだかんな。」
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※上記は主人公のキメ台詞です。
主人公はティオという、少年です。
彼は元気がよく、誰に対しても分け隔てなく、
ちょっと不器用だけれども自分なりの正義感があって
困っている人を放っておけません。
またヒトとの共存を強く願っています。
しかし彼は嵐の精霊(アラシノカミサマ=天災、破壊の象徴)
の止まり木と契約しており、他のハピアが緑の鳥になるのに対して、
紺碧の翼に金色の眼を持つ怪鳥の姿を持ち合わせています。
そのため周りの人と仲が良いけれども、
同時にハピア内ではどこか恐れられています。
それでも彼はその並みはずれた力を戦いでなく
誰かを幸せにするために使おうとしています。
その時いつもおどけながら「俺はカミサマだかんな。」というのです。
自分が無理なんかしてないね、
絶対その人を護るから心配しないで、泣かないで。
という彼の意志を込めた言葉なのです。
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Track1/Happier・seed について
曲の舞台→人が森の民=ハピアの棲む森を削る。
火の文明を武器にした人はもはや森の声を聴くことができない。
伝えようとするハピアと人との間には摩擦が起きて
やがてそれは人々の争いを掻き立ててしまう。
心が離れてしまった複数の者達が居たとして
ただうわべに手を伸ばすだけではきっと相手を焼き払ってしまう
抱きしめることができるのは心から繋いだ手だけ…。
そんな風に優しい気持ちになれたなら…。
Happier siwo fa-rial varld
(幸せの種 緑を謳う鳥)
eisyha tta wolte minya
(古きから 受け継がれる契約である)
Happier seivo fa-rial farld
(幸せの民 森の声を聴く 我らの意志)
jeyna woll teriye farica
(遠い未来にも 真実であれと誓う)
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track2/巣立ち について
曲の舞台→一人前のHappierになる為の儀式「巣立ち」は
若いハピアが自らが契約をする苗の元へと飛んでいく儀式。
春の嵐が舞い踊る朝、一番臆病だった少女にも巣立ちが来た。
木々の間からあがる淡い緑の光、微かに聞こえる呼び歌に、
意を決して飛び立つ。初めての空へ。
実は作者が自身に向けて歌った歌。
虚勢を張ってでもいいから、勇気を出して前に進んでみようって。
初めての自転車とか、独り旅とか。
踏み出すまでが怖いけど、踏み出してみると案外すっきりとした
視界になったり、他にも同じ境遇の人が居たりする事に気が付くみたく。
そんなフィーリングです。
iyette yenna (波打つ風に備えよ)
hawira sec twu onna (若き鳥はその日 幾千から見つけ出す)
sie jye , harwi harwi fly yette twu onna iya
(ただ、ただ一つ 其を呼ぶ声の方へ飛んでゆく)
tiffy tiwny hapia flye (かの鳥もじきに飛び立つ)
syewri mioye palky towje (先達を見送った両目が雲を見据えている)
mioye cranye gardii foresta (私達は樹と活きる民 森を護る者)
see va rekisy arr frap (今日 巣立ちの日 初めての空へ羽ばたいて)
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