私があなたに会ったのは 冬の寒いゴミ捨て場
ガムテープを巻かれ 箱に入れられて 私は捨てられてた
助けを呼んで いくら鳴いても 願いはかなうことなく
寒さに凍え ひどい空腹に 私は鳴いていました
突然開かれた箱から 差し伸べられたひとつの掌
驚いて怯えて 暴れる私を 拾い上げてくれた
ひどい寒さに 息絶えそうな私を 暖めてくれた人
とても優しい 声と掌が 私のかあさんになりました
ガムテープを綺麗にとって 暖かいミルクをくれました
慌てて舐めて むせる私に 慌てないでと笑う
揺りかごのような エプロンのポケット かあさんの喋る声
かあさんかあさん こんな私を 拾ってくれてありがとう
生まれつきか 捨てられたからか 私の体は弱くて
嫌いな薬と 痛い注射を 私は我慢しました
けれど病は 治ることなく 虹の橋はすぐ傍に
優しく撫でる かあさんの声 ごめんねと言いました
ああ かあさん謝らないで 私は幸せなんですから
だから かあさん私の名を もっと呼んでください
残り少ない命だけど あなたの傍にいたいから
儚い命だったけれど かあさん悔いはないんです
どうかかあさん 最後に一度 私を撫でてください
もう何も 見えないけれど 私を撫でてください
もう一度 優しい声で 私を呼んでください
とうに耳は 聞こえないけど 私を呼んでください
暖かく 撫でる指を 私は覚えてるから
たとえ二度と あえなくても ずっと忘れないから
その優しい 呼び声を 私は覚えてるから
ずっとそれを 胸に感じ 私は旅立てるから
もうこれが 最後だけど 生まれてきてよかった
取るに足らない 命だけど あなたに会えて良かった
生きた時は 短いけれど とても幸せでした
ああ かあさん こんな私 愛してくれてありがとう
ずっと忘れないから
幸せでありますように
撫でてくれてありがとう
かあさん大好きです
かあさんありがとう―虹の橋を渡る猫―
不思議で、優しくて、とても悲しい夢を見ました。
わふわの子猫が、虹の橋を渡っていってしまう夢でした。
たくさんの動物や人々に見守られて旅立つ子猫は、ずっと飼い主(かあさん)を呼んでいるのです。
最後にもう一度撫でて欲しい、と。
けなげなその姿に心を打たれた私が子猫を撫でると、もう目が見えない子猫はお礼を言うのです。
「どなたか知りませんがありがとう、でも私はやっぱりかあさんに撫でて欲しい」
そして、飼い主さんが子猫を撫でるのです。
目も鼻も耳もきかないのに、子猫はかあさんかあさんと喜んでいました。
その幸せな様子と、悲しい別れに涙が溢れて止まりませんでした。
そしてその夢の中で、歌が聞こえていたのです。
そのフレーズを元にして、歌詞を作ってみました。
少しでもその優しくて切ない情景が伝わると幸いです。
※ライセンス条件手直しのためアップしなおしました、すみません。
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