少し肌寒い秋初めの
静まり返った夜には
ひとり寝転がって考えるんだ


いつも心配ばっかりして
ちょっとうるさいななんて思ったりして
本当は脆い私が意地を張ってることも
あなただけはお見通しだったみたいだ

すぐ不貞腐れて泣き出して怒って
どうすればいいか全然分からないよね？
喧嘩した日の夕食も
いつもと変わらず美味しかったこと
今になってその意味が分かってきたんだ

ごめんね
何度も傷つけてきた
何度も苦労をかけてきた
「大丈夫？」って真っ先に
駆けつけるのはいつもあなただった
今じゃ遠くにいるけど
誰よりも近くに感じていたいんだ
こんなありきたりな言葉じゃ表せないけど
ありがとう


全然マメに返信しないこと
内容が素っ気ないこと　すぐ途切れること
全部照れ隠しだったことは
あなたには知られてたみたいだ

毎日顔を合わせている周りの人より
私の変化に気づいてくれる人
何も言わなくても
分かり合えると勝手に思ってたけど
時々あなたは不安気な顔をするんだ

ごめんね
もっと素直になりたかった
ちゃんと話せばよかった
「大丈夫！」って背中を
押してくれるのはいつもあなただったのに
今じゃ遠くにいるから
まっすぐじゃないと何も伝わんないや
こんなありきたりな言葉じゃ表せないけど
ありがとう


ありがとうだけじゃ足りないけど
大好きだけじゃ足りないけど
贈りたい一言が
どうしても決まらないや
何より大切なんだよ
誰よりも幸せにしたいんだよ
そんな力なんてないけどさ
気持ちを届けるために歌うよ