KYO「あれ?アルちゃん??どうしたの??」
リビングに行くと、アルちゃんが気だるそうに机に突っ伏していた。
アルス「あー…きょーたんちーす。」
KYO「元気ないね?どうかしたの??」
アルス「……これ。」
机に広がる参考書。
KYO「テスト期間か……。」
そういえばそんな期間だったか。
KYO「しょうがない!KYOお兄さんが勉強を見てあげよう!」
アルス「まじで!?やった!!!」



66「……あれ?何してるの二人で?」
KYO「お、ろろたんおかえりー。」
アルス「きょーたんに勉強教えてもらってる!」
66「え、KYOって勉強できたの?」
KYO「真顔で聞かないでよ。失礼だなー。これでも義務教育受けてきたんだから。あ、ところでろろたん。」
首をかしげる66。
KYO「小文字のBって丸いの右だっけ左だっけ?」
66「おい義務教育。」
KYO「よし、アルちゃん数学しよう!」
66「逃げた……。」
KYO「…………アルファベットが出てるものは数学と認めない。」
66「おい義務教育。」
KYO「数学は得意だって。九九23の段まで言える。」
66「すごさがイマイチ。」
アルス「すっげえ!俺4の段までしか言えない!!」
66「お前はもう少し何とかしろ。」
KYO「けど困ったね。思ったより難しい問題ばかりだ。」
66「あーなんかもうそういうことでいいや。でも、このままだとアルスまじでヤバそう。」
アルス「なんかすごい深刻な顔してもう一回2年生やることになるぞ?って先生に言われた。」
66「それあかんやつや。」
KYO「ろろたん教えられないの?」
66「九九が言えないやつに教えられる技量は俺にはない。こうもっと頼りになる人……WILさんは?」
KYO「あのこ別にそこまで頭がいいわけじゃなかったよ。要領はよかったけど。それに今日は外出。」
アルス「がくぽ!」
66「がくぽさんは仕事だって。KAITOさんは論外……」
するとリビングの扉が開く。
キヨテル「すみません、Fukaseくんに頼まれた参考書を持ってきたのですが……。?皆さんどうかしましたか?」
「「「救世主キタアアアアアアアアアア!!!!!」」」
その後キヨテル先生の指導と、KYOの悪知恵のお陰でアルスは一時的に留年を免れたとか否か。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

男子ボカロの日常

男子ボカロがわちゃわちゃしてるだけ。

閲覧数:91

投稿日:2016/05/21 01:38:25

文字数:955文字

カテゴリ:その他

クリップボードにコピーしました