愛される資格が僕にはあるのですか?
生きていてもいいのですか?
夜の闇の中にこだまする 悪びれぬ勝者の高笑い
欲望打算裏切り絶望 声にならない敗者の叫び
自己愛が渦巻くこの世の中 己の利益だけが蔓延って
純情同情信用希望 排水口の中朽ち果ててゆく
想いを告げたときの君の眼差しが 心を引き裂いていった
まるで汚物を見るような冷たい 蔑んだ笑みを含んだその目が
お願いお願い 誰か僕に教えてよ
僕は何者なんですか?
僕は人を愛してもいいのですか?
居場所はどこにあるのですか?
一筋の光求めて彷徨い 辿り着いた最果ての地には
冷徹無情虚構不信 抜け出せぬ奈落の生き地獄
掴んだ糸を手繰り寄せても その先にはいつでもハズレ札
愛情温情友情信頼 愚か者がすがるただの言い訳
嘲りを含んだ君の赤い口元が 僕を刺すように言い放つ
怯み敗れた負け犬はそれなりの 身の振り方を弁えておけよ
お願いお願い そんな目で見ないでよ
人には優劣があるのですか?
僕には愛する資格がないのですか?
生きている価値もないのですか?
今日も君の世界が回る 何事もなかったかのように
君の世界に居ることをあれほどに 望んだ僕を置き去りにして
お願いお願い 誰か僕に教えてよ
僕はいったい誰なんですか?
愛される資格が僕にはあるのですか?
生きていてもいいのですか?
今日も世界はぐるぐる回る 立ち尽くす僕を無視したままに
00:00 / 04:23
クリップボードにコピーしました
ご意見・ご感想