【初音ミク】ムラタ製作中（仮）【歌詞募集終了しました】

続き。


□「Silent Voice(仮題)」by ひぃ熊さん
シャレオツ・クール・デンジャラス・ラヴ。
難易度の高いテーマだと思います。
危険なお仕事という設定は良いと思いますが、その設定に気を取られて
肝心の「沈黙」「鼓動」へのフォーカスがブレてしまったのでは無いでしょうか？
設定は作品に深みを持たせる為のもので、必ずしも全て表現されるべきとは限らない。
という割り切りも必要かと思います。
解説を読んでから接すると、よりグッと来る作品というのは
そういうことなんじゃ無いでしょうか。
また、“語り手”の選択も重要だと思います。
この場合はスローテンポの女声歌唱ですから、
第三者視点の客観的な描写よりも、女性一人称の主観的な描写のほうが
説得力が出ると思います。

で、ひぃ熊さんだけ作品の雰囲気が違うのは、
最初に聴いたのがルカver.だったからだと思います。

最初はルカさんの、低音域のサウンドが好きで、それで作ってました。
改めて聴いてみても好きなサウンドがして捨てがたいのですすが、
やっぱりこの曲はダークさんの繊細な感じの方がいいかなと。

ブレたのは私です。
ごめんなさい。 ＿|￣|○))

募集歌詞選考の結果
「万華鏡」by kzeさん
を採用させていただくことに致しました。


今回の歌詞募集には３名の方からご応募頂き、
選考の形をとらせて頂きました。
ご応募ならびにブクマ下さいました皆様に改めて感謝申し上げます。

各ご応募作品につきまして、私の所感を記させていただきます。
何やら上からの物言いになってしまいますが、
今後の創作の一助にして頂ければ嬉しいです。


□「万華鏡」by kzeさん
この作品はまず何より「万華鏡」というモチーフが素晴らしいと思います。
恋の美しさと儚さを見事に表現しつつ、
その色彩感が楽曲を引き立ててくれるように感じました。
そして各サビ頭の“クルクル”というフレーズ。
この反復擬音が、何度も出てくる旋律をより印象付けてくれています。
気になった点としては
「～みたい」や「似てる」といったシリアス向きではない直喩表現。
そして字数の不一致が多いという事。

今回は修正を加えて頂くという前提でこちらの作品を採用することにいたしました。


□「夜空は淡く染められて」by Musoさん
この作品で驚くのは旋律との相性の良さです。
単に字数が合っているだけではなく、母音の位置やアクセントが
ちゃんといい所に来ている気がします。
しかし、どうにもテーマが弱いと感じました。
私が考える魅力的な歌詞とは、、、
　特徴的な主人公、あるいはモチーフが登場する
　起承転結の展開
　言葉遊びや押韻等の印象に残るフレーズ
　独自の世界観や設定
　共感を呼ぶ持論
　etc.
といった要素を多分に、もしくは強く含んでいる。
のではないかと思います。
ボカロ曲で叙景詩というのはなかなか不利な気もしますが、
その中でも、せめて何かにフォーカスする必要がある気がいたします。

どうも初めまして、ひぃ熊と申します。
素敵な曲ですね～

最初に聴いて浮かんだイメージは「沈黙」「鼓動」。
それをどこまで表現できているかは、いまいち自信ありませんが、
歌詞を書いてみましたので、ご選考の端に加えていただけると幸いです。

「Silent Voice(仮題)」http://piapro.jp/t/9FEB

ご選考大変でしょうが、よろしくお願いします。

こんにちは、Musoと申します。以後お見知りおき下さると嬉しいです。
http://piapro.jp/t/fgf6
「夜空は淡く染められて」と題させていただきました応募歌詞となります。

綺麗で、どこか寂し気を感じる御曲に惚れました。
制作イメージとしては「夜」。題そのままな感じです。
採否に関わらず、御曲と出会えましたことを心より感謝致します。