小さな足跡を辿り
探していた明日へと

いくら離れても
交わした契り解けないまま
繋がり続けてるよ
柔らかな頬を伝う
その涙拭い去り
笑顔また見せて欲しい

降りそそぐ雪は
天白く染め上げて
ふたり包み込む
ちっぽけな嘘一つさえ
赦されない
穢れなき世界
眩しい銀世界

絡まりそうなほどに複雑なのは
ただ難しく考えすぎてるだけ
余計なこととか全部忘れてさ
君の歩幅でずっと
歩んでゆけばいい

突き刺すような北風が
意識引き戻し
"旅路の途中"と...
月明かりに照らされて
進むふたり
穢れなき魂
まるで雪月華

運命なんてものが
邪魔をするのなら
この銀世界ごと全て
解けてしまえばいい

降りしきる雪払い
明日を見据えたら
ふたり手を繋ぎ
まだ見ぬ季節へ向かう
その姿
まるで雪月華
春の薫りがする