ジャケット

00:00 / 03:01

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

薄れていく inst

例えば 君がここに残す
言葉を僕が歌ったとて
誰にも届かないままで
君が気付くこともなくて

例えば 僕が君になって
ずさんな歌を口ずさんで
君が終わる頃にはもう
答えなんてものはなくて

僕が描いたものは全部きっと誰かの
手形が付いて汚れてるものばかりで
たしかに僕が見ていた季節も景色も
誰かの記憶の中の一部だった

ただただ 同じことばかりを
繰り返す日々に飽きが来ても
季節は巡り続けるんだ
んでまた次の秋が来てさ

例えば 君がここにいてさ
こんな歌を聴かれたらさ
僕はどんな顔をして
それから何を話せばいい?

僕の物じゃないよもうあれもこれも全部さあ
どこかで見たような言葉も好きなことも全部
馬鹿みたいだこんなの意味がないこと
誰かの記憶ばかりなぞってもう何がしたいんだ?

僕はここで いくつか歳を重ねて
その分何か薄れていって

いつの日か僕が手放していった
言葉も愛も信念もきっと
間違いだったと思いたくて
仕方ないんだ

僕が描いたものは全部きっと誰かの
手形が付いて汚れてるものばかりで
たしかに僕が見ていた季節も景色も
誰かの記憶で薄れていく

誰かが描いた季節を眺めて
誰かが描いた歌を歌って
誰かが描いた言葉を見つめて
誰かが描いた音を聴いて

こうして僕らの歌になって
そうして僕らの人生になって
気付けば僕らは大人になって
いつしか僕らの面影はなくなった

閲覧数:38

投稿日:2024/05/09 23:21:29

長さ:03:01

ファイルサイズ:6.9MB

カテゴリ:カラオケ/インスト

クリップボードにコピーしました