もう貴方にビリビリ来ちゃったよ
ちょっとばかりヒリヒリしちゃうかも
今日も隣聞き耳を立てても
待てど暮らせどあの子ことばっかなの

今日も一番に開ける窓
教室の端一人読書
病んでる秀才気取りごっこ
急に開くドア甘い香り
ノートに書けない独り言
省略できない色に没頭
病的なまでに酷い糖度
読んでた本が手から落ちる

はやる焦る空気
話題何にも無い
またほっぺた熱くなっちゃう
本を拾う君
不意に触れた指
走る静電気
馬鹿馬鹿なんで
そんなに可愛いの


もう貴方にビリビリ来ちゃったよ
ちょっとばかりヒリヒリしちゃうかも
脳の中に満ち満ちてる心
日に日に肥大　指先ピリリ
もう貴方にビリビリ来ちゃったよ
ちょっとばかりヒリヒリしちゃうかも
今日も隣聞き耳を立てても
待てど暮らせどあの子ことばっかなの　

もっと知られたい私だって
きっかけもないしだから今度
君が好きなキャラ入りのペンを
買ってもらって早起きする
こっそり巻いた髪
桃色のリップ
鍵開いてるドア
そこには
私の机
また座られた
君の好きな人
ただただ嫉妬
目線欲しいの

もう貴方にビリビリ来ちゃったよ
今日の私いつもと違うのに
もっと早く伝えられたのにな
日に日に距離が離れるようだ
もう貴方にビリビリ来ちゃったよ
ちょっとばかりヒリヒリしちゃうかも
今日も隣聞き耳を立てても
待てど暮らせどあの子ことばっかなのは
そっか君も痺れたんだ