見える“もの”が 君のすべてさ
胸躍る風と ダンデライオン
芽生えたそれは 吹き飛ばされそう――
でも君が想う その確かなこと
嗚呼 手の中には 潰さぬように 握りしめ
嗚呼 君の中の 思うことは それだけなの?
言葉を吐き 言葉を聴き
言葉に泣き 生きていく
言葉を吐き 言葉を抱いて
――君は楽になった
捨てた“もの”は 君の一部さ
移り気な空と ハイドレンジア
一途なそれを流してしまう雨――
君が想う それ確かなこと
心のない 心のない
言葉を吐き 泣いている
言葉の所為 言葉の所為さ
――人であるが故に
月の下の美しき人
彼の崖には花が咲いた
見つけた花に 手を添えてみて
君が想う その確かなこと
僕らの夢 僕らの夢
何処かに置き去りにして
切ない その儚さ故
輪廻の果て生きていく
言葉が咲き 心が咲き
軌跡 此処に刻んで
言葉を吐き 言葉を抱いた
――それが君の全て
00:00 / 03:48
Flowers
人として生まれ、言葉と共に生きる。
そこにある“感情”を表す術を探して。
しかし、時に嘘つきなそれは、自分と誰かを傷つける。
そんな言葉に振り回されながらも、
僕らは言葉と共に人生を歩んでいく。
花の力を借りて――。
4作目です。
約3年ぶりの投稿になってしまいました。(仕事変えようかな。。)
この曲のテーマはタイトル通り “花” “花言葉” です。
花には花言葉がありますが、
人と言葉を花が見守っているような気がしてなんだか素敵です。
そんな花に込める人の秘めたる感情と静寂で強かな自然のイメージを
少しでも感じていただけたらと思います。
そんな思いとは裏腹に変拍子な曲ではありますが、
何故かとてもPOPな楽曲として仕上がりました。
どうぞお聴きください。
あなたの感情に相応しい、花が見つかりますように――。
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