また何処かで世界が終わる
日常的に壊れていく
同じ時を繰り返すように
似通ったページを刻んでいく
「異端の者」を生贄にして
仮初めでしかない平和を築く
争い合ってどちらが勝とうが
どうせ何も変わらない
繰り返す歴史は
振り出しにまた戻る
自壊する世界を
止められはしない
この問いの答えが
出るまでは彷徨う
広大な宇宙を
当てもなく行く

また何処かで社会が終わる
恒常的に壊れていく
悪習から逃れようとしても
似通ったページが刻まれる
遠い昔に「異端」にしてきた
彼らとの間の溝は埋まらない
強い者が全てを支配して
既にあったものを掻き乱す
繰り返す歴史は
振り出しにまた戻る
自壊する社会を
止められはしない
この問いの答えが
出るまでは彷徨う
広大な宇宙を
当てもなく行く

その場しのぎで行動した過去が
現在に蟠り(わだかまり)と
歪み(ひずみ)を残す
遥か前のことの真偽を問うても
無意味だなぜならことの真相は闇の中

ただ
繰り返す歴史は
振り出しにまた戻る
自壊する世界を
止められはしない
この問いの答えが
出るまでは彷徨う
広大な宇宙を
当てもなく行く

繰り返す歴史は
振り出しにまた戻る
自壊する世界を
止められはしない
この問いの答えが
出るまでは彷徨う
広大な宇宙を
どこまでも行く