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機械仕掛けの歌姫

うつせみ

フィギュア化した時に360°、頭からつまさきまで見たくなるようなデザインと、遠くから見ても存在感のあるデザインを心がけました。フューチャー→メカ、スマイル→アイドルより機械仕掛けの歌姫をモチーフとし、それを感じられるような要素を全体に散りばめてみました。

遥か未来の39XX年。AI、交通手段、ロボット。科学技術が急速に進歩すると同時に、あらゆるものが進化しました。……もちろん、合成音声も例外ではありません。初音ミクのように決められた声ではなく、頭に電極を取り付けて、声を思い浮かべるだけで、自由自在に声質、音程、抑揚。全てを直感的に操れる世になりました。
そうなればもうわざわざ初音ミクを購入する必要は無くなってしまいます。仮に彼女の声で歌わせたかったとしても、前者のように簡単に、そして自由にいじくりまわせる方を選ぶでしょう。
そんな時、彼女をもう一度歌姫にせんとする人々が集まって、この機械仕掛けの歌姫ができました。
彼女のファーストライブの告知ポスター。それがこの作品です。