壊れた世界の 冷たい雨粒
遠くに消えたあの日々を
変わらぬ日常 賑わう人込み
輝いていたあの日々を
灰色の空が広がる
いつもと変わらない
流れる人込みの中ひとり
君の姿 探した
消えてゆく 君の
消えてゆく 笑顔
消えてゆく 夢を見ていたの
何も無い 僕の
ただ一つ だけの
守りたい 物ができた
はずだったのにこの手は
何も掬えずに零れた
消えてゆく 君が
消えてゆく
もう 戻らない
全部 戻らない
君がいない世界 一人分の空白
埋まりそうもない隙間が
そこに居るはずの姿と
微かな温もりを
感じて眠ることさえ僕に
許されないとしても
生きている 僕は
生きている 罪を
生きている 背負いながら
たとえ 何もかも全て失ったとして
ただ一つ手放せない物があるとするなら
君と過ごした想い出
生きてゆく 今日も
生きてゆく そう
何も無い 僕の日常を…
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