ジャケット

何かも輝いて見えたのは11歳の春で
何もかもが汚れて見えたのが14歳の冬でした
簡単な言葉のようで 未だに残る傷となりました
ねえ、私、いつまで
少女じゃないといけないのですか

あの人が語る正義だって 何一つピンと来ないし
そりゃあさ教えられることは
1つも記憶に残りません
顔をあげて歩いてみれば 私たちを守るルールも
得する人がほんの少しのテロリズムでした

夢がないから、背も低いから、
愛想だってよくないや、嫌。
今日も劣等感を抱きしめて眠るだけ
人生の宿命が「人のための人」と言うなら
今の私に自信はない
乾いた生活をもう少しだけ
続けるしかないんだなと思いました

春の終わり 互いの秘密で笑い合ってた友人が
最近は虚栄心を蓄えブクブク太っていきました
隣を歩けなくなった私一歩後ろを歩くけど
7日もすれば手紙も書かず「じゃあね、さよなら」

声が小さく、意気地もなく、
嘘をつくのも下手なまま
今日も幻の世界に縋るだけ
いたいけで愛想のいい
あの子が手本だと言うのなら
ここに微塵も素質はない
嫌いな部分のほとんどを
諦めるしかないんだと悟っていく

夢がないことが減点
自信がないことが減点
可愛げないことが減点
声に出せないことも減点だ
何もかもを削ぎ落とされ
残る芯の私が
一番少女らしいくはないでしょうか

私は夢がないけど、可愛くないけど、
バイトの予定しかないけどさ
どうせ劣等感を抱きしめて眠るだけ
この貧相な歳月が人生のサビなら
私、人生が終わる時に後悔の海に沈んで
そんな日々も、誰かこうして、
歌に乗せてくれるのなら
13歳の少女の景色も変わるかな
期待などできないよ
それでもこの歌が
誰かの痛みに寄り添うように
これにて少女の再定義は終わりです

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ライセンス

  • 非営利目的に限ります

少女再定義(off vocal)

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投稿日:2020/03/21 19:23:23

長さ:03:57

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カテゴリ:カラオケ/インスト

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