とある部屋の中
ぽつんと独り
孤立する僕

皆と僕との間に
目には見えないけれど
確かに存在する境界線

親しげな表情の君
親しげな口調の君
親しげな態度の君
親しげに微笑む君
親しげな
親しげな
親しげな…………

上辺だけならもう止めてくれ
同じように振る舞うのは
疲れたよ
もう逃げ出したい

……でも 無理だ

皆と僕との間に
目には見えないけれど
確かに存在する境界線

周りを皆に囲まれている僕は
境界線を壊して
逃げることも
ましてや
関係を変えることも
出来はしないから

皆と僕との間に
目には見えないけれど
確かに存在する境界線

僕の臆病が生み出した
境界線


ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

孤独

詩です。

……歌詞ではないです。
すみません。

閲覧数:125

投稿日:2011/05/01 19:42:48

文字数:294文字

カテゴリ:その他

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