騒奏　作詞／作曲／編曲　サンペイタツロウ

出会いがやがて来る別れの契機にすぎないとしても　それでも
今　共にある　いとしく思う　それだけでいい
未来のことは何もわからない　明日でさえも絶対とは言えない
二度とない今をつないで　蠢く闇の先へ

いまだ道半ばの魂の火を揺らす時の風

上等ではない　これがと説ける理由ひとつないとしても　それでも
誰の許しもいらないよ　かまわないで生きればいい
安寧は脆く　情は儚く　絶え間なくうつろう人の世でも
きみだけの　ぼくだけの　心の音を鳴らそう

いつか死が平等にぼくらを攫うまで
抗えない理がこの身を包むまで
それぞれの旅は孤独でも

静かな夜の町に　いくつもの窓のあかり
それは　同じ時を行く　ひとつひとつ　尊い光


歌おう　切なる想い　病みゆく世界で　今
行き合えた喜びを
ぬくもりと　しあわせを
ありったけの夢を
ゆるぎない愛の歌を

永遠ではない　脆くて儚い　長くて短い　時間は無情で
どんながんばってもね　幾許か未練はきっと残るけど
騒がしくやろう　大いに歌おう　
そして奏でよう　未来が希望で染まるように
刻む鼓動と　滾る血潮と　この魂で