並べられた嘘も消えた君の声の残響も
時計の針は動いているのに
ボクの頭を離れないんだ
張り巡らされた鉄条網の奥に
君の香りを感じたんだ
手を伸ばしても届かない
その声は雑踏の中に
ボクの声と共に消えたんだ
朝焼けが照らす駅前の
片隅に群れるカラスたちが
まるでボクを嘲笑うかのように
こっちを見てただ啼いていた
ボクは何求めここへ来たのだろう
君の深層心理の中に
ボクはどう認識されているの
笑い飛ばした嘘も傷つけた嘘も
全て今壊れてく
届かないこの想いも宙に舞い消えた約束も
時の流れに逆らいボクの心を侵してく
忘れたはずの時間も捨てたはずの君との思い出も
偽りとなってボクの世界を黒く染めてやがて昇華する
偽装された過去と未来の存在にボクは今気付いたんだ
嘘で固められたこの記憶を必ず変えられると信じてた
ボクの中の君は嘘か真か
並べられた「教えて」の三文字が君とボクを壊したんだ
「愛してる」の言葉も真実の中に散りばめられた優しい嘘も
君が遺した記憶の1ページ
時間を止めたLの意味
届かないこの想いも言えなかった君への最後の言葉も
君ならわかってくれるだろう
ボクはいつまでも君を信じてる
忘れたはずの時間も思い出も今全てポケットの中に入れた
君の答えを聞けるその日まで
さようなら 嘘に塗れた幸せな日々
You finally told the truth to me...
00:00 / 04:26
クリップボードにコピーしました
ご意見・ご感想