ジャケット

暖かな夢の中で名もなき花に水と愛情をあげよう

蔑んだ瞳でこの街を見渡して 鮮やかに咲く秘密に水を注いで
もうまんたい(無問題)そばにいてと笑う顔
その手の白さからわかる妙な喪失感

またどんよりどんより落ちる曇 風の止まない灰色の空
またゆらりゆらり溶ける記憶 寂しい記憶だけ置いていかないで

夜空の片隅たたずんでいる二つとないさよならを
気怠げな声の中には僕らじゃわからない
どうして君の目に僕らはいないの
もう一度最初から初めからまた意味のある音を作ろう
だけど1.2.3.4で始まったあなたの全てを 
そう伝えた笑顔にはもう埃かぶっていた

もう何千回と繰り返したその手に
僕らの面影はどう写っていたの
どうしたって煌びやかなその目に映る景色はただの暗い道でしょう

「死にたい」と呟く君の背に相反する小さな感情
ただふんわりふわりなれる偽薬 ただの誤魔化しでしかないのに
どうしているの(いたの)

照明が照らした僕らだけのライト。君が輝く舞台さ
全ての共感を求めてひたすら描く。まるで小説の中の主役でしょう
それなのにどうして君の笑顔がどこか傷んで見えるの
そして1.2.3.4で始まった僕らの舞台の前に立つ君の手はもう赤く滲んでいた

ねえ、まだまだ眠たいの、もうやだ
なぜ生きるのねえ、ねえ、答えて
口に出せないこの辛さを

窓辺に映った雲なき空がどこか寂しく見えるの
輝いて見えたあの街風の隙間に潜む黒い影とシャボンの花
標識の裏側 錆びれた病室で君と最後の合図を
だけど1.2.3.4じゃ始まらないあなたのことだけ
そう紡いだときにはもう花も枯れていた
僕らを写す絵にもう価値はないんだろう

00:00 / 04:51

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

演奏停止 offvocal

閲覧数:341

投稿日:2020/04/06 09:25:29

長さ:04:51

ファイルサイズ:5.5MB

カテゴリ:ボカロ楽曲

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