eraser

歌詞

藍色の空に羽ばたくように
灰色に落ちてく夢を見る
帰れない日々を囁くような
君の言葉に耳を塞ぐ

相容れない日々に逆らう君の
手首の傷に耳をすます
憐れみ君は僕の喉に
切っ先を突き刺す

泣きべそかいて踠いたって
這いつくばって独りよがっても
ここには誰も来やしないよって
泣いて、また泣いて
何食わぬ顔して歩いてる
薄暗い明日の僕に

この嘆いた指に声を刺すから
膝を抱えて泣いてる
君の不安定な色に滲んだ手はもう汚れ
塗り重ねていく

藍色の空に羽ばたくように
灰色に落ちてく夢を見る
君が伸ばしたその手のひらは
空をかいて
深く、深くへと落ちて

体は重く石になる
心は鈍く笑い出す
ここでは誰も救えないよって
喚いて、踠いて
まだここに僅かでも確かな熱を
息づいてるよ

泣きべそかいて踠いたって
這いつくばって独りよがっても
ここには誰も来やしないよって
泣いて、また泣いて
何食わぬ顔して歩いてる
薄暗い明日の僕に

この嘆いた指に声を刺すから
膝を抱えて泣いてる
君の不安定な色に滲んだ手はもう汚れ
塗り重ねる

声をなくした君の掻き鳴らす声
淀んだ海に落ちてく
君の不安定な色に滲んだ手はもう汚れ
塗り重ねていく