スタートは同じはずなのに
気づけばいつも周回遅れ
がんばり屋だって褒められるけど
手に入れたのは みんなの「普通」
「最後はウサギに勝つ」なんて
子供の頃は信じてた
そんなのおとぎの世界だけ?
ウサギの世界に生まれたカメ
遠くで輝くゴールテープ
誇らしげな後ろ姿
どうせ僕には手に入らない
いっそ歩くのやめようか
だけどやめるのも怖いんだ
夢とか希望とか そんなのじゃなく
ただ今日という日をやり過ごしてる
僕の「努力」はみんなの「普通」
「努力はいつか報われる!」
そんなのおとぎの世界だけ?
ウサギの世界に生まれたカメ
努力したって変わらない景色
がんばった先の勝利なんて
どうせ僕には手に入らない
そんなのおとぎの世界だけ?
ウサギの世界に生まれたカメ
止まる勇気も持てないままに
好きで続けてるわけじゃない
やめ方さえも知らないだけ
スタートは同じはずなのに
僕はまだここにいる
甲羅を背負って生きている
00:00 / 04:33
ウサギの世界に生まれたカメ 鏡音リン&レン
誰もが知っている童話「ウサギとカメ」。
努力を続けたカメが最後に勝つ、希望の物語。
でも、もし――
その物語が“おとぎ話”だったとしたら?
この曲は、そんな問いから生まれました。
「スタートは同じはずなのに、気づけばいつも周回遅れ。」
どれだけ頑張っても、誰かにとっての“普通”にしか届かない。
努力を褒められても、景色は変わらない。
そんな感覚を抱えたことはありませんか?
この楽曲は、**「ウサギの世界に生まれてしまったカメ」**の視点で描く物語。
才能やスピードが当たり前の世界で、甲羅を背負ったまま歩き続ける存在。
追いつけないと分かっていても、
やめる勇気も持てない。
夢や希望というほど大きなものじゃなく、
ただ今日という日をやり過ごすために歩き続ける。
童話の結末とは違う、
少しだけ現実に近い「もうひとつのウサギとカメ」。
それでも主人公は止まりません。
止まる理由より、歩き続ける理由の方がまだ分からないから。
鏡音リン&レンのツインボーカルで描く、
努力と報われなさのあいだに立つ小さな物語。
もしあなたが今、
「頑張っているのに追いつけない」と感じているなら、
きっとこのカメは、あなたのすぐ隣を歩いています。
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