紫がかった黒の世界
濡れて艶めくアスファルト
喧騒の中 ふらふら
人波に呑まれ徨いながら誰か引き止めてくれるのを待ってる
意識朦朧
徐々に薄れゆく視界
少しずつ死んでいく心
横たえたまま、視線でなぞる
世界の輪郭
嗚呼、夢の続きはもう見れないの?
嗚呼、いつまで続くの?
この感覚
誰か教えてよ
濃紺の空に瞬く星屑
月明かりが優しく包む
世界の全てが自分を拒絶している
そんな気がしてたんだ
存在を脅かすものなんて無い筈なのに
また何かに怯え
また何かに吼える
繰り返し
小さく呟く詩編の一節
(Huic ergo parce,Deus.)
嗚呼、何処へ行けば答え見つかる?
嗚呼、いつから僕は弱くなったのかな
この瞳はただのガラス玉
映る全ては虚構でしかない
(繰り返す日々)
(繰り返す歴史)
(繰り返す愚行)
もう…解っていたんだよね?
君にはさ
嗚呼、気付いたのはいつだろう。
僕はただの玩具だって
だからなんだね
こんなに苦しかったのは
ねえ、僕のいない朝は
君の瞳にどう映る?
…ごめんね
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